ちが産婦人科医院
096-232-9131

受付・診療時間

休診日:木曜日・日曜日・祝祭日

  • 紹介状ご持参の方、母乳外来でのご診察ご希望の方は必ず、ご来院前にご連絡をお願いいたします。
  • 分娩時・緊急手術時は診療を中断または休診させていただきます。

Painless delivery

Painless delivery

"陣痛を緩和しながら分娩"

「無痛分娩」とは麻酔を使用し、陣痛を緩和しながら分娩に至る方法です。痛みを緩和するのみで、全く痛みを感じないわけではありません。完全に痛みを取ってしまうと、陣痛と共にいきむ事が出来なくなってしまうからです。
当院では、硬膜外麻酔を用いた無痛分娩を行っております。

  • 無痛分娩の方法

    当院での無痛分娩は硬膜外麻酔を使用した無痛分娩を行っています。硬膜外麻酔は、脊髄を覆っている硬膜という膜の周囲にごく細いチューブを留置して、そこから局所麻酔薬や麻薬を注入する方法です。

  • 当院での対象者

    本人の希望がある方で、ご家族の同意が得られた方。(産科的・麻酔科的禁忌のない方)

    無痛分娩についての説明を事前に受け「硬膜外による無痛分娩の説明、承諾書」にご本人・ご家族のサインが必要になります。
    そのため、30週頃から申し出て下さい。

    外来での申し出なく、事前準備が整っていない場合は対応しておりません。だだし、妊娠高血圧の方には医師より無痛分娩をすすめる場合があります。

  • 無痛分娩へ対応可能な日程

    基本的には24時間対応としておりますが、夜間に複数名の分娩や手術が重なる場合はすぐに対応できないこともあります。

    前回の分娩経過から計画無痛分娩をおすすめする場合があります。日程は子宮頸管熟化と児の発育をふまえて決定するのでご希望に沿えない場合があります。

    妊娠・分娩の経過中で、お母さんや赤ちゃんに何らかの異常がみられた場合は無痛分娩が出来ない可能性もあります。

  • 無痛分娩中の制限事項

    麻酔開始後は安全のため以下の制限事項がございます。

    絶食ですが、飲水は可です。果肉や乳製品を含む飲み物は摂取できません。

    ベッド上安静で排尿もベッド上です。感覚が低下するため、立ったり、座ったり、歩いたりすることが出来ません。
    そのため、導尿用カテーテルを留置することもあります。

    持続的点滴を行います。必要時は陣痛増強を行なうこともあります。

    心電図モニター、血圧計、分娩監視装置を装着します。

    ご家族の方は急変時に備え、確実に連絡が取れるようにしてください。

  • 無痛分娩にともなう合併症

    (1)硬膜外麻酔手技にともなうもの

    硬膜穿刺
    半数位の患者にひどい頭痛を起こすことがあります。
    数日~10日間位続き、自然に軽快します。

    チューブの血管内進入
    椎間を変えて再度やり直さないといけません。また、硬膜外血腫を生じることもあります。

    肥満妊婦や低身長の人では棘突起が触診で不明だったり椎間が狭い場合があり、その場合には無痛分娩が出来ないことがあります。

    (2)局麻注入後

    全脊髄麻酔
    チューブの脊麻腔内進入が判らず局麻剤を注入すると首から下が麻痺してしまい呼吸麻痺・血圧低下・除脈などが起こる危険性があります。
    人工呼吸が必要になることもあります。

    局麻中毒
    局麻剤の血管内注入や過剰投与により耳鳴り・金属味・めまいなどの症状を引き起こすこともあります。

    アナフラキシーショック
    局麻剤にアレルギーがある人に起こり、ない人でも突然発症することがあります。

    (3)分娩への影響と対応

    血圧低下
    昇圧剤が必要になることもあります。

    微弱陣痛
    陣痛促進剤の使用が増えます。

    胎児心拍異常
    麻酔開始初期に胎児の徐脈をきたすことがありますが、一時的であることがほとんどです。

    Ⅱ期遷延、児頭回旋異常
    吸引・鉗子分娩が増加するといわれています。

    母体発熱
    感染によるものではありませんが原因は不明です。

    帝王切開術が増えることはありません。

    出生した児に重大な影響をおよぼすことはありません。

  • 分娩に関連した急変時体制

    産科医、その他院内で可能な限りの人員を確保して対応します。その後、必要に応じて福田病院・熊本赤十字病院・熊本市民病院と連携し、高次医療施設への搬送を行います。

  • 危機的シミュレーションの実施歴

    救急シミュレーションを年に 2 回実施しています。

  • 勤務医師数

  • 無痛分娩の実施実績

      2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
    分娩件数 294件 356件 251件 251件 215件
    非無痛経膣分娩件数 264件 315件 205件 195件 172件
    無痛分娩件数 4件 8件 20件 30件 43件
    帝王切開分娩件数 26件 33件 26件 26件 25件
  • 無痛分娩麻酔管理者

    値賀 正章

    日本専門医機構産婦人科専門医
    麻酔科標榜医

    無痛分娩管理者の麻酔科研修歴
    ①麻酔科研修歴

    研修施設名:昭和大学病院麻酔科
    研修期間:6年間

    ②麻酔実施歴

    実施施設名:昭和大学病院
    実施期間:1976~1982年
    実施施設名:ちが産婦人科医院
    実施期間:1987年10月

    ③無痛分娩実施歴

    1978年~

    ④講習会受講歴

    なし

無痛分娩関係学会団体連絡協議会(JALA)
日本産科麻酔学会(JSOAP)